英語を使う仕事に就きたい方必見!必要なスキルや職種の例を紹介
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英語を使う仕事は、職業ごとに求められる英語力のレベルが異なります。そのため、「英語を使う仕事に就きたい!」とお考えであれば、ご自身の英語力を活かせる仕事から、興味のある職種を見つけることが大切です。
そこで本記事では、英語を使う仕事に就きたい方に向けて、必要なスキル別に職種の例を紹介します。今後のキャリアを考えるうえでの参考となれば幸いです。
英語を使う仕事:初級編
まずは、英語を使う仕事のなかでも、英語で日常会話ができるレベルであれば就ける仕事を「初級編」として紹介します。具体的には、英検準2級、およびTOEIC500点程度が目安となります。
英語を使う仕事:初級編
- 英文事務
- 貿易事務
- 通関士
- ホテルスタッフ
- ツアープランナー
英文事務
英文事務は、その名の通り、英語を使用して文書作成やメールの対応をはじめとする業務を行う事務職です。
海外取引先とのやりとりが中心となるため、業務で日常的に英語を使うこととなります。ビジネス英語のスキルを必須とする求人であれば中級レベル以上の英語スキルが必要ですが、なかには初級レベルでもチャレンジできる未経験可の求人もあります。
未経験でも活躍できる仕事なら、英語の定型文が用意されている場合もあるため、定型文を用いながら専門用語やビジネス英語を覚えてスキルアップすることができるでしょう。
そのような場合は、英語での書類や指示の内容を理解できる程度の英語力があれば十分に対応できます。
貿易事務
貿易事務は、英語を使う事務職のなかでも、輸出入に関する契約書の作成や、海外取引先とのやりとりをはじめとする事務作業を行う仕事です。
就業にあたり求められる知識・スキルとしては、貿易実務に関する専門知識と、英語での書類作成スキルが挙げられます。また、さまざまな国と取引を行うため、各国の規制や文化の違いに対して柔軟に対応する能力も求められます。
なお、海外の取引先や運送会社と英語を使ってコミュニケーションを取る必要がありますが、業務では定型文的なやり取りが中心です。そのため、貿易事務で使う専門用語と、基本的なやりとりで使う英語を覚えておけば初級レベルでも対応可能です。
通関士
英語を使う仕事で貿易に関わる職種としては、通関士も挙げられます。通関士は、輸出入される貨物の通関手続きを代行する仕事です。
具体的には、輸出入申告書の作成および税関への提出、必要書類の準備や、関税の計算などを行います。
貿易事務と同様に、貿易事務に関する専門知識が必要となります。関税法の知識や、英会話をスムーズに行える程度の英語スキル、貿易に関する英語の専門用語の知識も必須です。
なお、通関士として働くには、上記のスキルを身につけたうえで、国家資格である通関士試験に合格する必要があります。まずは貿易事務として働き、貿易関係の知識をつけてかから通関士を目指してキャリアアップするという選択肢もあるでしょう。
ホテルスタッフ
宿泊客を相手にフロント業務やコンシェルジュなどのサービスを提供するホテルスタッフも、英語を使う仕事として挙げられます。
基本的に、英語を使う場面となるのは外国人宿泊者への対応です。チェックイン手続きや宿泊プラン・施設に関する説明、周辺の観光案内などを英語で行うことがあります。
初級レベルの英語力で就職できる求人もありますが、ビジネスシーンで使う英語表現、特にスケジュール調整や各種手配などに関連する表現を知っていると活躍の幅が広がるでしょう。また、緊急時の対応やクレーム対応などもあるため、臨機応変な判断力も備わっていると理想的です。
ツアープランナー
英語を使う旅行関係の仕事であれば、旅行会社のツアープランナーという選択肢もあります。ツアープランナーは、旅行のパッケージツアーを企画して、現地との交渉や添乗員への指示出しといったさまざまな業務も行う仕事です。
英語を使う場面としては、現地のホテルや交通機関、観光施設とのやりとりが挙げられます。そのため、日常会話ができるほどの英語力は求められるでしょう。
また、海外の観光地や文化に関する知識も必要です。旅行業界の経験があると有利になる可能性がありますが、英語力と海外に関する知識があれば未経験からのキャリアチェンジも目指せます。
英語を使う仕事:中級編
続いて、中級レベルの方にとって選択肢となる職種を紹介します。中級の目安は、日常会話だけでなく、英語でディスカッションを行えるレベルです。 英検準1級、およびTOEIC700点ぐらいをイメージするとよいでしょう。
英語を使う仕事:中級編
- カスタマーサポート
- バイリンガルセクレタリー
- ITエンジニア
- 外資系企業の従業員
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、製品やサービスに関する問い合わせに対応する仕事です。
英語力が必要ない場合もありますが、宿泊施設や航空会社、ECサイトなどのカスタマーサポートは、海外からの問い合わせもあるため英語を使って対応することとなります。その際は、製品やサービスに関する英語の専門用語を理解して、問題の解決方法などについて英語でわかりやすく説明する必要があります。
また、顧客の悩みを解決したり、要望を聞いたりすることが主な役割となるため、英語力にくわえて共感力が高い人や、ストレス耐性のある人に特に向いているでしょう。
なお、基本的には対応マニュアルが用意されているため、英語でコミュニケーションをとることができれば業務未経験で就業できる求人も多くあります。
バイリンガルセクレタリー
セクレタリー(secretary)とは、秘書のことです。そのためバイリンガルセクレタリーは、2か国の言語を使用する秘書ということになります。
主な業務は、スケジュール調整や出張手配をはじめとする各種手配といった秘書業務です。そのうえで、上司が外国人の場合は仕事のやり取りのすべてを英語で行うこととなり、さらに日本語で書かれた資料やメールの翻訳も担います。
また、上司が日本人の場合は、普段の会話は日本語で行われますが、海外の拠点および取引先とのやりとりなどで英語を使うことがあるでしょう。
バイリンガルセクレタリーは、秘書に求められる細やかな気配りや、臨機応変な対応力も備えている人に向いています。必要な英語力は、上司の語学力によって左右されるため、一概には言えません。とはいえ、中級レベル以上のスキルはあると安心です。
ITエンジニア
ITエンジニアは、プログラミングやシステム設計、ネットワーク構築をはじめ、ソフトウェアの開発・運用に関わる業務を担う職種です。英語を使わない職場も多くありますが、グローバル企業と協働するプロジェクトであれば、英語で書かれた技術文書の読解や、海外チームとのコミュニケーションなどで英語力が求められます。
なお、ITエンジニアは未経験でもチャレンジできる職種ですが、海外案件に携わる企業を目指す場合は、まずは国内案件でキャリアを築くことをおすすめします。海外案件を手がけるのであれば、ITエンジニアとして最低限のスキルを持っていることが望ましいためです。
国内プロジェクトでプログラミングスキルを磨いて専門知識を習得したのち、英語力を身につけてキャリアアップするとよいでしょう。
外資系企業の従業員
外資系企業で働く場合は、海外の本社・支社とのコミュニケーションで日常的に英語を使うこととなる可能性があります。外資系企業とひと口に言っても、営業や販売、人事など、職種は多種多様です。そのため、求められるスキルも職種によって異なります。
アパレル業を例に考えてみましょう。販売スタッフであれば、基本的に英語を使う機会は、外国人の顧客が来た際の接客のみで、事務書類やメールのやりとりなどはすべて日本語です。一方で、同じアパレル業でもマーチャンダイザー(MD)やバイヤーといった本部職の場合は、海外の拠点や取引先と関わることもあるため、会話やメールで英語を使う機会が多くあります。
基本的には中級レベルの英語力があれば外資系企業に挑戦できるでしょう。そのうえで、ビジネス英語を用いたコミュニケーションをとることができ、異文化への理解がある方におすすめです。
また、積極的にコミュニケーションをとる姿勢も非常に大切です。
英語を使う仕事:上級編

最後に紹介するのは、ネイティブと同等の英語力が求められる、上級レベルの職種です。英検1級、TOEIC900点以上が目安となります。
英語を使う意外な仕事・上級編
- 商社のビジネスパーソン
- 国際会議コーディネーター
- コンサルタント
- 同時通訳者
- 翻訳者
商社のビジネスパーソン
総合商社や専門商社で、商品の輸出入や投資、プロジェクト開発といった国際的な取引を担当する、いわゆる「商社のビジネスパーソン」は、英語上級者が活躍できる仕事です。
商社のビジネスパーソンの仕事では、海外の取引先との連絡やプレゼンテーションで日常的に英語を使います。商品説明や価格交渉などの場面もあるため、単に英語で会話するだけでなく、英語を使って顧客を説得する必要があるという点が大きな特徴です。
くわえて、商材に関する知識を備えていることはもちろん、経済や法律、また異文化についてもよく知っている必要があります。
常に新しい市場を意識して、ビジネスチャンスを探る仕事であるため、好奇心旺盛でチャレンジ精神のある方におすすめです。
国際会議コーディネーター
国際会議コーディネーターは、国際的な会議やイベントの企画立案から参加者の招へい、会場の手配や当日の運営までを担う仕事です。たとえば、政府主催のサミットや大学・自治体・企業が開催するシンポジウム、コンペティションや学会などの企画・運営を手がけます。
イベント企画会社や、国際会議のコーディネートを専門とする企業に就職して業務を担うことになるのが一般的です。
さまざまな国の関係者と協力する仕事である関係上、高度な英語力とコミュニケーション能力、プロジェクトマネジメント能力が求められます。会議の規模によっては各国の首脳陣を招く場合もあるため、失礼のないように振る舞うビジネスマナーも非常に重要です。
また、外国人に向けて日本のことを紹介する企画を立てる場合もあります。そのため、海外のことだけでなく、日本の歴史や文化についても一定の知識があると、より理想的です。
コンサルタント
コンサルタントは、経営戦略やIT、人事など、さまざまな分野で専門的なアドバイスを提供し、クライアントの課題を解決に導く仕事です。
国内案件であれば英語をまったく使わないことも珍しくないため、コンサルタントだからといって必ずしも英語力が必要というわけではありません。しかし、海外クライアントの案件や、外資系のコンサルティングファームでは業務で日常的に英語を使う可能性があります。
たとえば、グローバル企業との会議や英文資料の読解・作成、メールやチャットのやり取りでは英語を使うこともあるでしょう。特に、財務系のコンサルティングファームや、日本向けのローカライズ度が低い外資系の戦略系・総合コンサルティングファームでは英語力が求められます。
ビジネス英語を日常的に使えるスキルや、クライアントの課題を解決に導く論理的思考力がある方には、コンサルタントがおすすめです。
同時通訳者
「英語を使う仕事」と聞くと、同時通訳者や、次に紹介する翻訳者を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。いずれの仕事でも、上級レベルの高い英語力を必要とします。
同時通訳者は、国際会議やビジネスの交渉の場面、記者会見など、さまざまな場面で、特定の話者の発言を即座に通訳する仕事です。英語を日本語に音声翻訳する同時通訳者を目指すなら、英語だけでなく日本語についても高い語学力を持っていることが求められます。
通訳技術の習得も欠かせないため、大学院や通訳者養成校などで専門的な技術を習得すると有利になるでしょう。
なお、同時通訳者の働き方は、企業に所属して仕事を行う「社内通訳者(インハウス通訳者)」と「フリーランス通訳者」の2種類があります。社内通訳者は、たとえば外資系企業内の経営会議や、プロジェクト関連の打合せ、展示会やシンポジウムでの講演、クライアントとのミーティングなどの場で英語話者の発言内容を日本語に翻訳します。企業に所属している関係上、翻訳する分野は自社のビジネスに関係する内容に限られることが一般的です。
一方でフリーランスであれば自分で仕事を選べるため、さまざまな分野の通訳を手がけられます。しかし、実績がない状態でフリーランスとして独立しても、案件獲得にはなかなかつながりません。そのため基本的にはまず、インハウスで実績を積んでからフリーランスを目指してステップアップします。
翻訳者
翻訳者は、書籍や論文、ビジネス書や音声など、さまざまな媒体の言葉をほかの言語に文字翻訳する仕事です。通訳者と同様に、英語・日本語の高い理解力が求められます。
原文の細かなニュアンスや文脈、文化的な背景などを理解し、適切に翻訳する必要があるため、文章を書くことが好きな人や、言葉の使い方にこだわりたい人に向いています。
なお、翻訳の仕事には、小説や雑誌を中心に扱う「文芸翻訳」や、映像作品の音声を翻訳して字幕に起こす「映像翻訳」、契約書などのビジネス文書を手がける「実務翻訳」などがあります。このうち、キャリアチェンジの選択肢として目指せるものは実務翻訳です。ビジネスに関する専門知識を要するため、IT・金融・医薬・IRのいずれかの知識と就業経験があれば目指せるでしょう。
また、翻訳者も同時通訳者と同様に、インハウスとフリーランスの、2種類の働き方があります。こちらもやはり、まずはインハウスの翻訳者としてキャリアを築くことが一般的です。
英語を使う仕事に就くためのステップ

ここまでで、英語を使う機会のあるさまざまな仕事を紹介しました。難易度・業務内容ともに職種によって大きく異なりますが、これから仕事に就くために必要なステップは、どの職種でもおおむね一緒です。
以下のステップに沿って準備を進めて、理想的なキャリアプランを描きましょう。
英語を使う仕事に就くためのステップ
- キャリアの目標を明確にする
- 自分の英語力を把握する
- 志望職種で求められる英語スキルを確認する
- 学習計画を立てて英語のスキルを磨く
- 英語以外のスキルも身につける
- 必要に応じて、英語の履歴書や面接の準備をする
①キャリアの目標を明確にする
まずは「自分は、英語を使う仕事に就いて、どんなキャリアを描いていきたいのか」といった目標を明確にします。具体的な目標を設定すると、自分が次にとるべき行動や進むべき道が明確になるためです。
以下のプロセスを踏むと、ご自身の目標が明確になるでしょう。
キャリアの目標を明確にするためのプロセス
| ①自分の好きなことや強みを把握する | 「人と話すこと」「文章を書くこと」「IT分野」など、 自分がもっとも興味を持っている分野は何か? を考える |
| ②具体的なキャリア目標を設定する | 「20代のうちに国際会議コーディネーターの職に就く」「1年以内に、TOEICのスコア800点台を目指す」 など、具体的な数値を交えた目標を設定する |
上記をもとにキャリア目標を設定し、その達成に向かって着実に努力を続けていくことで、「英語力」というスキルがご自身の財産となります。目標を達成するためのプロセスについては、次のステップで解説します。
②自分の英語力を把握する
続いて、具体的な計画を立てるために、自分の英語力を客観的な指標で把握します。TOEICなどの標準化されたテストを受ければ、ご自身の英語力をスコアとして把握できるようになります。
また、オンライン英会話や英会話スクールで、ご自身のレベルを講師に評価してもらう方法もよいでしょう。
「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」それぞれの観点で、自分の強みと弱みが明確になれば、より正確に現状を把握できます。結果、学習計画も効率的に立てられるようになるというわけです。
③志望職種で求められる英語スキルを確認する
次は、ご自身が志望している職種で求められる英語スキルと、そのレベルを確認します。
たとえば、英語の読み書きが中心の仕事であれば、リーディングやライティングのスキルが重視されます。英語を使った口頭でのコミュニケーションが多い仕事なら、スピーキングやリスニングのスキルが重視されるでしょう。
また、「具体的にどの程度のスキルが求められるのか」「専門用語や定型表現などを覚えておく必要はあるのか」なども仕事により異なるため、確認しておくことが大切です。
さらに、仕事によってはITスキルやビジネススキルなど、英語以外の知識・スキルも求められます。求人情報や志望企業のWebサイトなどをしっかりと確認しましょう。
④学習計画を立てて英語のスキルを磨く
ご自身のスキルと、志望職種に必要な英語のスキルにギャップがある場合は、英語力を身につけるための学習計画を立てます。計画を立てるにあたっては、まず長期的な目標と短期的な目標をそれぞれ設定し、その達成に向けたプランを考えていく方法がおすすめです。
具体例は以下をご覧ください。
英語の学習計画の例
| 長期目標 | 1年後には、英語でビジネス用語を用いたプレゼンテーションをできるようになる |
| 短期目標 | 3か月後に、TOEICスコアを100点アップさせる |
| 学習方法の例 |
|
なお、目標や学習方法は、私生活や仕事と両立できるよう、無理のないものを設定しましょう。「一度決めた通りに絶対にやらなくては」と自分を追い込みすぎず、定期的に計画を見直すことも大切です。
ご自身に合わせた計画を立てることが、英語学習の習慣をつくるポイントとなります。
⑤英語以外のスキルも身につける
志望職種で必要な、英語以外のスキルも磨いていきましょう。たとえば、ITスキルが必要であれば、プログラミングのオンラインスクールを受講したり、専門書を読んだりする方法が挙げられます。
あるいは、未経験可の企業に就職して、実践を通じてスキルを積む方法もあるでしょう。
また、コミュニケーション能力やチームワークが求められる場合は、特別なスクールなどを受講する必要はなく、日々の仕事で磨いていくことができます。
⑥必要に応じて、英語の履歴書や面接の準備をする
必要なスキルが身についたら、いよいよ本格的な選考対策を始めます。企業によっては英語の履歴書や、英語での面接を採用フローに組み込んでいる場合があるため、必要であればそれらの対策も行います。
英語の履歴書では、日本語の履歴書とは異なるフォーマットや表現を使用することとなります。たとえば、職歴や学歴は新しいものから記載していくことが一般的です。
また、これまでに経験した業務の内容や成果は具体的かつ簡潔に表現することが好まれます。「Managed」(管理した)や「Developed」(開発した)などのアクション動詞を使って、自分の役割や実績を示しましょう。
英語の面接では、転職理由や前職での実績などをよく聞かれます。そのため、「英語を使う仕事に就きたいから」だけではなく、「なぜ、英語を使う仕事にキャリアチェンジしたいと思ったのか」「前職の経験をどのように活かせるのか」などを具体的に話せるように準備することがコツです。
TOEICのスコア別・英語力のレベル
TOEICプログラムの運営を行っている一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会は、TOEICのリスニング&リーディングのスコアと英語のコミュニケーション能力の相関表を公開しています。以下の表を参考にすれば、ご自身の英語スキルを客観的に判断できます。
| レベル | TOEICスコア | 評価(ガイドライン) |
|---|---|---|
| A | 860 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。 自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。 Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。 |
| B | 730 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。 正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。 |
| C | 470 | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では 業務上のコミュニケーションができる。 通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。 基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。 |
| D | 220 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。 ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。 身近な話題であれば応答も可能である。 語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手が Non-Native に特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。 |
| E | コミュニケーションができるまでに至っていない。 単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。 断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。 |
引用元:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「PROFICIENCY SCALE」
https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf
なお、上記はあくまでもリスニングとリーディングをベースとした指標です。ライティングやスピーキングは別のスキルとなる点に注意が必要です。
また、スコアがリスニングかリーディングの片方に偏っている場合は、上記の表と実際の英語スキルが乖離している可能性もあります。この一覧表はあくまでも参考程度に活用するとよいでしょう。
英語を使う仕事に就くうえで意識したいポイント
上記でお伝えしたステップに沿って理想のキャリアを築くにあたり、意識したい大切なポイントがあります。以下で紹介する6つのポイントも事前に押さえておきましょう。
英語を使う仕事に就くうえで意識したいポイント
- 自信をもって英語を話すことを意識する
- 外資系企業と日系企業のうち、合うほうを選ぶ
- 職種によってはAIの影響を受ける可能性を考慮する
- 「英語を使ってどのように貢献できるか」を明確にする
- 将来のキャリアビジョンを考える
- 海外のビジネスマナーを身につける
自信をもって英語を話すことを意識する
英語を使うことに慣れていない場合や、英語を使う仕事が初めての場合は、なかなか自信を持てず、「外国籍の方を相手にするだけでも緊張してしまう」という方も多いでしょう。しかし、英語を使う仕事に就くには、自信をもって英語を話せるようになることが不可欠です。
英語でアウトプットする機会を多く設けて、英会話に慣れると、堂々と英語で話せるようになります。外国人講師が担当しているオンライン英会話を活用したり、知人の外国籍の方に協力してもらったりして、面接までに場数を踏むことで英語に慣れていけるはずです。
働く意欲を面接の場でアピールし、晴れて採用となるためにも、自信をつけましょう。
外資系企業と日系企業のうち、合うほうを選ぶ
英語を使う仕事に就きたいとき、就職先としては外資系企業と日系企業の大きく分けて二つが挙げられます。それぞれメリット・デメリットあるので、自分に合うほうを選びましょう。
外資系企業は、日本向けのローカライズ度が低い企業で働く場合や、同僚・上司が外国籍の場合は英語を使う頻度が高く、グローバルなキャリアを構築できるという特徴があります。一方で成果主義的な評価システムや、直接的なコミュニケーションを行うスタイルなど、日系企業とは文化が大きく異なる側面もあります。
ご自身の価値観や希望する働き方を明確にし、「どちらが合うのか」をよく考えることが大切です。
職種によってはAIの影響を受ける可能性を考慮する
近年の急速なAIの進化は、転職活動においても無視できません。本記事で紹介した職種でも、カスタマーサポートや通訳者、翻訳者などの分野は、現にAI技術の影響を受けつつあります。
AIであれば単純な翻訳・通訳業務は十分に行えるようになってきているため、人間の仕事がAIに代替される可能性があるのです。しかし、文化的背景や文脈を踏まえた細かなニュアンスの理解など、高度な翻訳・通訳はまだAIよりも人間の得意分野といえます。
そのため、英語を使う仕事を探す際は、AIにはない人間ならではの付加価値を与えられる職種を選ぶとよいでしょう。また、AIとご自身のスキルをかけ合わせて、効率的に業務を進められるスキルを身につけることも有効です。
「英語を使ってどのように貢献できるか」を明確にする
選考では、「英語を使って、自分はこの会社にどのように貢献できるか」を伝えることが非常に大切です。
具体的には「営業経験と英語スキルを活かし、海外の顧客とのコミュニケーションを通じて、貴社の取引の拡大に貢献できる」といったように、英語スキルによって自分が企業に提供できる具体的なメリットが挙げられます。
特定の業種・業界での経験や専門知識など、英語スキルと別のスキルを組み合わせて付加価値をアピールすることも効果的です。
将来のキャリアビジョンを考える
「英語を使う仕事に就きたいから、○○の仕事に転職したい」といった目先の目標だけでなく、それを踏まえた長期的なキャリアビジョンを描きましょう。長期目標を設定することで、採用担当者に熱意をアピールできるためです。また、採用後も続く目標があると、「転職がゴール」とはならず、日々高いモチベーションを維持して働けるようになります。
たとえば「コンサルタントとしてキャリアを重ねて、5年後には海外案件のプロジェクトリーダーになりたい」といったように具体的な目標を設定し、選考の場で伝えられると理想的です。また、現時点で取り組んでいるスキルアップの方法も伝えることで、成長の意欲をアピールできるでしょう。
海外のビジネスマナーを身につける
英語を使う仕事に就くと、多くの場合、外国籍の方と仕事で関わることとなります。そのため、日本とは違う文化である海外のビジネスマナーも身につけておくと安心です。
採用が決まったら、インターネットや書籍を参考に、海外のビジネスマナーを覚えておきましょう。また、英会話スクールによっては英語と一緒にビジネスマナーを教えてくれるところもあります。
英語を使う仕事に転職して、キャリアチェンジしよう
英語を使う仕事は、英語力のレベルによって選択肢が変わってくることや、英語以外の必要スキルも確認する必要があることがわかりました。そのため、英語を使う仕事に就きたいのであれば、目標の職種で求められるスキルを身につけることが大切です。
本記事で紹介したポイントを押さえて、「英語を使う仕事に就きたい」という夢を叶えましょう。
ジョブメリでは、通訳者・翻訳者や英文事務など、英語を使うさまざまな仕事を紹介しています。英語を使う仕事を探している方は、まずはご登録ください。
まとめ
-
英語を使う仕事は、求められる英語力によって選択肢が変わる。まずは自分の英語レベルを把握し、初級・中級・上級の中から現実的に目指せる職種を整理することが重要。
-
希望する職種が決まったら、必要な英語スキルや専門知識を確認し、TOEIC対策や英会話、実務スキルの習得など、目標に合わせた学習計画を立てて準備を進めよう。
-
転職活動では「英語を使いたい」だけでなく、英語を活かして企業にどう貢献できるかを伝えることが大切。将来のキャリアビジョンや面接対策もあわせて準備していこう。
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