TOEICのスコアが転職で有利にはたらくのは何点から?詳しく解説
UPDATE
18分
CONTENTS
TOEICのスコアは、英語スキルを客観的に証明する指標の一つで、転職活動時のアピールポイントとしても役立てられています。
高スコアを取得していると転職活動が有利になるといわれていますが、「どの業種・職種で、何点くらいあれば有利になるのか?」という点も気になるところです。
本記事では、有利にはたらきやすいTOEICスコアの目安と業種・業界別に解説します。あわせて転職で評価される理由も紹介しますので、ぜひご一読ください。
そもそもTOEICとは?
まずは、英語スキルの指標として用いられるTOEICについて見ていきましょう。
TOEICとは、日常生活やビジネスシーンにおける英語スキルを測定するテストのことで、内容や方式、測定する技能によって以下の2種類に分けられます。
TOEICの種類
| 種類 | 測定する技能 |
|---|---|
| TOEIC Listening & Reading Test (L&R) | 聞く・読む |
| TOEIC Speaking & Writing Tests (S&W) | 話す・書く |
一般的に就職活動や転職活動で用いられるのは、このうち「TOEIC Listening & Reading Test (L&R)」のスコアです。
本記事では、TOEIC L&R Testを前提として解説します。
TOEICが転職で有利になるのはなぜ?
TOEICのスコアが良いと、転職活動を有利に進めやすいといわれるのはなぜでしょうか。
具体的な理由として、以下のようなものが挙げられます。
TOEICが転職で有利になる理由
- 外資系企業で即戦力として活躍できる可能性があるため
- 学習意欲の高い人材であるとアピールできるため
- 企業のグローバル化が進んでいるため
- グローバル人材を育成するためのコストを抑えられるため
- 採用要件にTOEICのスコアを求める企業があるため
外資系企業で即戦力として活躍できる可能性があるため
外資系企業では、外国籍の社員や海外拠点の担当者と業務に関するコミュニケーションを取ることがあります。
一定のレベルにあるTOEICのスコアを提示すれば、言語の異なる社員と英語を使ったコミュニケーションを取れると評価されやすく、転職活動で有利にはたらくでしょう。
学習意欲の高い人材であるとアピールできるため
TOEICのスコアは、学習意欲の高さをアピールするのにも有効です。
高いスコアを取得するには、そのレベルに達するまでに相応の努力を要するため、「新たな業務にも堅実に向き合える人材」と印象づけることができます。
企業のグローバル化が進んでいるため
日本企業の海外進出の機運が高まっていることも、TOEICのスコアが転職で有利にはたらく理由の一つです。
近年、事業を海外にまで展開しようという日本企業が増えています。
日本貿易振興機構(JETRO)の調査によると、「海外拠点を持たない企業」のうち、「今後新たに進出したい」との回答が45.3%にも上っています。
この数値は2年連続で増加しており、今後も日本企業の海外進出が見込まれるといえるでしょう。
また、「既に海外拠点を持つ企業」の46.7%が「さらに拡大を図る」と回答しています。
前年度より1.2ポイント減少しているものの、拡大意欲は横ばい傾向であると言ってよいでしょう。
これらを踏まえると、TOEICで一定以上のスコアを持つ方は、グローバル化を進める企業にとって非常に価値の高い人材といえます。
参照元:JETRO「第24回 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査p34」
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/23f5d9f6472b5c0d/20250042.pdf
グローバル人材を育成するためのコストを抑えられるため
企業が海外進出を狙うには、英語に精通しているグローバル人材が必要です。
これに伴って、社内研修や通信教育を行う企業もありますが、対象者の学習意欲を引き出すことに苦心するケースは少なくありません。
場合によっては想定以上の教育コストを投入しなくてはならなくなるため、企業にとってはリスクを伴う選択でもあります。
企業にとって、はじめから英語が使える人材を採用できれば、教育費を抑えられることにくわえ、即戦力としての活躍も期待できます。
そのため、TOEICで一定以上のスコアを持つ方は、転職活動において高い評価を得やすくなるわけです。
採用要件にTOEICのスコアを求める企業があるため
TOEICのスコアを採用要件として提示している企業へ応募する際は、より高いスコアを提示することで転職活動を有利に進められる可能性があります。
とりわけ、業務において英語スキルが必須となる企業では、客観的な指標としてTOEICのスコアを提出するように求める場合があるのです。
そのため、自身の英語スキルを活かせる企業で働きたい方は、業務内容にくわえ、採用要件にTOEICのスコアが含まれているのかどうかも確認してみるのがよいでしょう。
TOEICは転職に必須?
転職活動におけるTOEICのスコアは、自身の強みをアピールできるポイントとなります。
なかでも、外資系企業への転職を希望する場合は、TOEICで高スコアを取得していることが必須項目のようにも思えるかもしれません。
しかし、業界や企業、職種によって求められる能力は異なるため、TOEICの高スコアが必須とは限らないのです。
とはいえ、業務で英語スキルを必要とする企業や職種では、一定の水準に達していることを示すことが肝心なので、TOEICスコアの重要性は高いといえます。
【レベル別】転職で有利になるTOEICの点数

TOEICのスコアは、そのレベルによって転職活動を有利に進められるアピールポイントとなります。
しかし、「どれくらいのスコアを取得していれば有利なの?」と気になる方も多いことでしょう。
そこで本項では、TOEICのスコアを5つのレベルに分け、それぞれが転職活動においてどの程度有利になるのかを解説します。
【レベル別】転職で有利になるTOEICの点数
- 600点未満
- 600点以上700点未満
- 700点以上800点未満
- 800点以上900点未満
- 900点以上
600点未満
TOEICのスコアが600点未満の場合、これを自身のアピールポイントとして活かすのは難しいかもしれません。
転職活動の際、履歴書に記載できるTOEICのスコアは、600点以上が一般的といわれています。
また、TOEICの実施・運営を行う一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)によれば、2023年度のTOEIC L&R公開テストの平均スコアは612点でした。
そのため、TOEICのスコアが600点未満の方は、別の強みをアピールするほうが、転職活動を有利に進めやすいといえるでしょう。
参照元:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2024」
https://www.iibc-global.org/iibc/press/2024/p253.html
600点以上700点未満
TOEICのスコアが600点以上の方は、企業に対して一定の英語スキルがあるとアピールできます。
なかでも、英語を補助的なスキルとして使用することが求められる業界やポジションであれば、応募できるする水準に至っているといえます。
しかし、商談やミーティングで英語を多用する企業では、英語スキルが不足していると評価されるケースもあります。
英語を用いた実務上のコミュニケーションを重視する企業にアピールしたい場合は、転職活動と並行してTOEICのスコアアップを目指してみるのもよいでしょう。
700点以上800点未満
TOEICのスコアが700点以上に到達している場合、「英語を使った実務にも対応できる」と評価する企業が多くなるため、転職活動を有利に進められる可能性があります。
特に、外資系企業の場合はTOEICのスコアが700点以上であることを採用要件の一つに定めている場合があります。
ビジネスシーンにおいて、英語を十分に使いこなせる力があるとアピールできるため、転職活動を有利に進めやすくなることでしょう。
とはいえ、英語を用いた専門性の高い議論や、複雑な内容を理解できると示すには、もう一段階上のスコアを取得しておきたいところです。
800点以上900点未満
800点以上のスコアを取得できている場合は、転職活動において大きなアドバンテージを得られるでしょう。
日常生活からビジネスシーンまで、場面を問わず、英語に対応できる能力があると評価されやすくなります。
英語を多用する企業・業界においては有用な人材として、希望するポジションを獲得できる可能性があります。
900点以上
TOEICのスコアが900点以上に到達している方は、英語スキルの高さを強みとしてアピールできます。
IIBCが公開した2024年度の「Totalスコアの分布」によれば、受験者数735,425人に対して、スコアが895点以上の方は32,206人(4.4%)しかいません。
TOEICのスコア分布では「895点以上」と示されるため、900点以上の人数を正確に把握するのは困難ですが、900点以上の高スコア層はさらに限られていると考えられます。
転職市場のなかでも、特にレベルの高い英語スキルを持つことになるため、英語を使う業務が多い企業や社内公用語を英語としている企業にも、強みとしてアピールできます。
マネジメントや教育など、ビジネスで重用されるスキルや、英語を使った実務経験とあわせてアピールすることで、さらなるキャリアアップも目指しやすくなります。
【業界別】外資系企業で求められるTOEICスコア
ここまで、TOEICのスコアが転職活動でどのように役立つのかを、レベル別に解説してきました。
高スコアを取得できているほど、転職活動を有利に進めやすくなります。
とりわけ、業務で英語を用いることがある外資系企業に応募する場合は、重要なアピールポイントとなるでしょう。
しかし、ひと口に外資系企業といっても、業界によって求められる英語のレベルはさまざまです。
ここからは、外資系企業で求められるTOEICのスコアを、6つの業界別に見ていきましょう。
【業界別】外資系企業で求められるTOEICスコア
- 外資系ホスピタリティ
- 外資系ヘルスケア
- 外資系メーカー
- 外資系商社
- 外資系コンサルティングファーム
- 外資系金融
外資系ホスピタリティ
外資系企業のうち、ホテルや旅行代理店といったホスピタリティ業界へ転職したい場合、取得しておきたいTOEICのスコアの目安は700点以上です。
現場のスタッフとして従事する場合、顧客と直接関わることから、TOEICのスコアだけでなく、語学を活かした対応力を重視されるといわれています。
転職活動時には、英語スキルが一定水準に達しているとアピールすることが重要であるため、700点以上のスコアは取得しておきたいところです。
また、その後のキャリアアップを目指すには、高度なコミュニケーションを要することもあるため、それ以上のスコアを取得できていることが望ましいといえます。
外資系ヘルスケア
医薬品や医療機器など、健康に関わる製品・サービスを扱うヘルスケア業界を希望する方が取得しておきたいTOEICのスコアは、650~850点以上です。
海外の規制当局への薬事申請や英語論文の読解、治験のプロジェクト管理などの業務を滞りなく進めるには、高い専門性にくわえて、十分な英語スキルが求められます。
職種が多岐にわたる業界であることから求められる英語スキルの幅が広いため、携わりたい業務に必要なTOEICのスコアをあらかじめ把握しておくことが大切です。
外資系メーカー
外資系メーカーへの転職を目指している場合、取得しておきたいTOEICのスコアの目安は700~850点以上です。
部署によって必要な英語のレベルは異なるものの、一定水準以上の英語スキルが求められるといえるでしょう。
なかでも、契約内容を確認する法務部や、製品の仕様を検討する技術部への配属を希望する場合は、より高度な英語スキルが必要となります。
外資系商社
事業を国際的に展開している外資系商社へ転職したい方は、TOEICで800~900点以上のスコアを取得しておきたいところです。
外資系商社は、多くの職種で高いレベルの英語スキルが必要になるのが特徴です。
営業職であれば取引先との交渉、バックオフィス職であれば契約内容の確認など、さまざまな職種で英語を多用します。
さらに、管理職には重要な会議への参加や戦略立案などをスムーズに行うのにTOEICのスコアで900点以上の英語スキルも求められます。
外資系コンサルティングファーム
外資系コンサルティングファームへ転職する際に取得しておきたいTOEICのスコアの目安は、800~900点以上です。
業務では主に海外のクライアントとやり取りを行うため、高い英語スキルが求められます。
これにくわえ、優れた分析力や提案力、的確かつ論理的に伝えられるコミュニケーション能力も要求されるため、英語スキル以外の能力も重視される業界といえるでしょう。
外資系金融
外資系金融への転職を希望する場合は、外資系商社や外資系コンサルティングファームと同様、800~900点以上の高いスコアを取得できているとよいでしょう。
金融分野は細かなやり取りが多いほか、小さな間違いが致命的なミスとなりえるため、高い語学力が要求されます。
また、書面・対面を問わずスムーズにコミュニケーションが取れる対応力や、最新情報を集められる高いリサーチ力も必要です。
【年齢別】外資系企業への転職活動で強みとなるTOEICスコア
年齢によっても、企業が求める英語スキルの水準や評価のポイントは異なります。
以下では、20~50代までの年代別に、外資系企業への転職活動を有利に進められるTOEICのスコアの目安を見ていきましょう。
【年齢別】外資系企業への転職活動で強みとなるTOEICスコア
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
20代
20代の場合、転職活動では実務経験よりも将来性や成長意欲が重視される傾向があります。
そのため、TOEICのスコアが、英語スキルを測るポイントとしてだけでなく、採用後のポテンシャルを判断する指標として活用されるわけです。
強みとしてアピールする際は、600点以上のスコアを取得していることが望まれます。
700点以上のスコアを取得できている場合は、ほかの求職者よりも英語スキルをアピールしやすく、30代以降のキャリアの選択肢を広げることにもつながります。
30代
30代の転職活動では、これまでの実績や経験が重視されるようになります。
しかし、海外への出張や赴任がある企業の場合、TOEICのスコアが採否に影響することが少なくありません。
実際に、採用要件にTOEICで一定のスコアを定めている場合もあるため、高スコアを取得しているに越したことはありません。
なかでも、国際的なプロジェクトへの参画を希望する場合は、750~800点以上のスコアを取得していることが望ましいといえます。
40代
管理職での募集が中心となる40代は、マネジメント能力にくわえて、業務を遂行するために必要な英語スキルが求められます。
なかには、昇進・昇格基準にTOEICのスコアを用いる企業もあるため、英語を使う機会が多くある企業の管理職として業務を担うには、一定のスコアが必要になるでしょう。
同年代の求職者と差別化するには、700~750点以上のスコアを取得しておきたいところです。
もし、この点数に届いていない場合には、転職活動の準備と並行して、TOEICのスコアアップにも取り組みましょう。
50代
50代の転職活動では、主にマネジメント能力や実績を軸として選考が行われます。
英語スキルを活かして実務をこなした経験があれば、TOEICのスコアにかかわらず、評価されるポイントとなるでしょう。
とはいえ、外資系企業への転職活動では、客観的な指標としてTOEICのスコアが求められる場合もあります。
600点以上のスコアを持っていれば、英語スキルが一定の水準にあることをアピールできますが、強みの一つとするならば、750点以上は取得しておきたいところです。
TOEICの点数を上げるポイント

ここまで解説してきたように、TOEICのスコアは転職活動において有用なアピールポイントとなります。
特に英語を多用する企業への転職を希望する場合、「TOEICのスコアを上げたい!」という方が多いでしょう。
本項では、TOEICのスコアを上げるうえで押さえておきたいポイントをご紹介します。
TOEICの点数を上げるポイント
- TOEIC対策に特化した教材で学習する
- 転職活動に合わせて学習期間を設定する
- 継続的に学習する
- 英語教室を利用する
TOEIC対策に特化した教材で学習する
TOEICのスコアを向上させるには、TOEIC対策に特化した教材を用いて学習するのが効果的です。
なかでも、TOEICの公式問題集を使用するのがおすすめです。
TOEICの試験問題は出題傾向がある程度定まっているため、公式問題集で頻出パターンに取り組むことにより、短期間でスコアを上げられる可能性があります。
また、繰り返し学習して自身の苦手分野を把握し、集中的に対策できれば、より効率的にスコアを伸ばせるでしょう。
転職活動に合わせて学習期間を設定する
職活動に際してTOEICのスコアを上げるには、それに合わせた学習計画を立てることも重要です。
まずは転職活動を開始する時期を定め、現時点のスコアと目標スコアを比較し、どの程度のスコアアップが必要なのかを把握しましょう。
これをもとに学習時間を決めると、効率的にスコアアップを目指せます。
転職活動を始めるまでの期間が短い場合は、英語を学べる時間も短いため、入念な計画を立てて、最大限学習できる時間を確保することが重要です。
なお、TOEICの申込期限や受験日程はあらかじめ決まっているため、計画を立てる際は、忘れずに考慮しておきましょう。
継続的に学習する
TOEICのスコアを伸ばすには、計画性にくわえ、継続的に学習する姿勢も大切です。
IIBCの英語活用実態調査によれば、TOEICで800点以上を取得している方は、1週間のうち、英語学習にあてる時間が平均6時間4分とされています。
とはいえ、現職で働きながらまとまった学習時間を確保するのは容易ではないでしょう。
そのような場合は、通勤時間に単語帳を開いたり、就寝前に問題を解いたりするなど、隙間時間で継続的に学習するのがおすすめです。
短時間でも着実に学習を積み重ねれば、十分にスコアアップを目指せます。
参照元:IIBC「英語活用実態調査p10」
https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/lr/katsuyo_2019/pdf/katsuyo_2019_corpo.pdf
英語教室を利用する
TOEICのスコアは、独学でも伸ばすことが可能です。
しかし、なかには「学習に集中できる環境がない」「苦手分野をなかなか克服できない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
このような場合には、英語教室へ通うのも一つの手です。
自身のレベルや目標に合ったカリキュラムで学習すれば、モチベーションを維持しながら効率的に学習を進められます。
外資系企業に転職するためにTOEIC以外で求められる項目
TOEICのスコアは外資系企業への転職活動において有用なアピールポイントとなりますが、その一点だけで有利になるとはいえません。
自身をより良くアピールするためには、TOEICのスコアのほかにも、以下のようなスキルが求められるのです。
外資系企業に転職するためにTOEIC以外で求められる項目
- コミュニケーション能力
- ビジネスシーンにおける英語力
- 特定分野の専門性
- 自己管理能力
コミュニケーション能力
どのような企業・業界で転職するにも、十分なコミュニケーション能力があることは欠かせない要素です。
とりわけ、外資系企業には異なるバックグラウンドを持つ社員が集まるため、円滑にやり取りできる能力は特に重視されるといえます。
ビジネスシーンにおける英語スキル
英語を多用する外資系企業で働く場合は、ビジネスシーンにおいても十分に通用する英語スキルを身につけておくことが重要です。
たとえTOEICのスコアが高くても、実務上の英語スキルが不十分と判断されれば、期待するほどの評価が得られない可能性があります。
また、企業によっては、英語による面接が実施されることも珍しくありません。
日常的に英語を話す機会を設けることで、実務でも活かせるレベルの英語スキルを身につけておきましょう。
特定分野の専門性
外資系企業で働きたい場合には、十分な英語スキルにくわえ、高い専門性を持ち合わせていることが求められます。
業界によっては、専門性が高い業務に携わることもあるため、TOEICのスコアで英語スキルをアピールするだけでは不十分な場合があります。
スキルや実績を適切に示せれば、即戦力として高く評価される可能性があるため、TOEICのスコアにくわえ、実務でどのように貢献できるのかをアピールすることも大切です。
自己管理能力
自己管理能力も、外資系企業への転職活動を有利に進めるために必要なスキルの一つです。
なかには、個人の裁量権が大きい外資系企業もあり、業務の進め方を自分で決められる場合があります。
自由度の高い環境で働ける一方、与えられた業務は責任を持って進めなければならないため、自己管理を徹底し、体調やモチベーションを良好に保つことが求められます。
TOEICのスコアを転職活動で最大限に活かすには?
TOEICで高スコアを取得している方は、転職活動を有利に進められる可能性があります。
自身の強みとして示す際に、以下の3つのポイントを心がけると、より効果的にアピールできることでしょう。
TOEICのスコアを転職活動で最大限に活かすポイント
- 履歴書や職務経歴書に取得年月とスコアを正確に記載する
- スコアの背景にある努力や実務への意欲を伝える
- 転職者向けの求職サイトを活用する
履歴書や職務経歴書に取得年月とスコアを正確に記載する
履歴書や職務経歴書などに記載する際は、TOEICの取得年月とスコアを正確に記載することが大切です。
具体的には、「TOEIC Listening & Reading Test 805点(2025年6月取得)」のように記述するのが一般的です。
TOEICを過去に複数回受験している場合は、直近または高いスコアを記載するとよいでしょう。
また、TOEIC以外にも英検やTOEFLといったほかの英語資格を保有する場合も、あわせて記載しておくと、より高い英語スキルを持っているとアピールできます。
なお、TOEICのスコア自体に有効期限はありません。
ただし、紙の公式認定証の再発行は試験日から2年以内に限られ、デジタル公式認定証のダウンロードは試験日から5年以内となっています。
そのため、応募する際は自身の公式認定書の発行期限を確認しておくことが重要です。
スコアの背景にある努力や実務への意欲を伝える
TOEICで高スコアを取得するには、継続的な努力が欠かせません。
そのため、面接では、目標スコアを達成するまでの学習過程を具体的に伝えることで、業務に対する意欲的な姿勢をアピールできます。
英語を多用する企業の場合、コミュニケーション能力も重視されるため、実務で使用した経験や、日常的に英語に触れていることなどをアピールするとより効果的です。
また、英語スキルを自身の強みとしてアピールする場合は、入社後にそれをどう活かせるのかを具体的に示すことで、採用担当者に自社で活躍するイメージを持ってもらえます。
転職者向けの求職サイトを活用する
転職者向けの求職サイトを利用することも、TOEICのスコアを活かすのに有効な手段です。
求職サイトによっては、検索ワードに「TOEIC 700」のように入力することで、TOEICのスコアを採用要件に定めている企業を効率的に探すことができます。
このほか、自身の英語スキルを存分に発揮できる企業を探す場合は、英語を使う仕事に特化した求職サイトを利用するのがおすすめです。
「英語スキルを存分に活かしたい」「グローバルな環境で活躍したい」とお考えの方は、英語を用いる仕事に特化したジョブメリをご活用ください。
豊富な求人のなかから選べるほか、ご自身の語学レベルに適した企業を紹介することも可能です。
まとめ
-
TOEICは600点以上で履歴書に記載しやすく、700点以上で外資系や英語を使う職種への転職で強みになりやすい。志望業界や職種に合わせて目標点を設定することが重要。
-
外資系企業ではTOEICの点数だけでなく、実務で使える英語力、コミュニケーション能力、専門性も重視される。スコアとあわせて業務でどう活かせるかを具体的に伝えることが大切。
-
転職でTOEICを活かすには、取得年月とスコアを正確に記載し、学習過程や入社後の活用イメージも伝える。必要に応じて教材や英語教室を活用し、継続的にスコアアップを目指そう。
このカテゴリーのおすすめ記事
常時募集の求人
通訳の求人

