英語がキャリアアップに役立つ理由とは?学習方法も解説
UPDATE
14分
CONTENTS
キャリアアップを目指すにあたり、英語力の習得を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
英語力があれば転職の選択肢が大きく広がり、これまでとは異なる環境への挑戦も視野に入ります。
そこで本記事では、英語がキャリアアップにつながる理由や、英語力を活かせる仕事の具体例を解説します。
目標とする英語力の目安や効果的な勉強法もあわせてお伝えしますので、ぜひ学習の参考にしてください。
英語力を高めることがキャリアアップに役立つ理由
英語力は単なる語学スキルにとどまらず、キャリアを築くうえで大きな武器となります。
ここでは、英語力の向上がキャリアアップに役立つ具体的な理由を、6つの視点から解説します。
英語力の向上がキャリアアップにつながる理由
- グローバル化によって英語力の需要が高まっているため
- 未経験の職種でも評価されやすいため
- 外資系企業も視野に入るため
- 海外赴任や国際プロジェクトへの参加につながるため
- 副業やフリーランスの仕事に活かせるため
- グローバルネットワーキングの機会が増えるため
グローバル化によって英語力の需要が高まっているため
近年、日本企業のグローバル化が急速に進んでいます。社内公用語を英語に切り替えた楽天グループをはじめ、資生堂やファーストリテイリングなど、英語を積極的に使用する大手企業も増えてきました。
また、外国籍のメンバーが在籍する部署での業務上のやりとりや海外拠点との提携など、実務で英語が求められる場面は広がりつつあります。
こうした背景から、英語力を持つ人材の需要は国内でも高まっており、採用や評価において有利にはたらく状況が続いているといえます。
未経験の職種でも評価されやすいため
転職において、未経験の職種に挑戦する際は即戦力になるかどうかが問われます。
高い英語力を備えていれば、「新しい分野への適応能力や学習意欲がある」と判断され、ポテンシャルを評価される傾向にあります。
英語という強力な基盤があることで、実務経験が不足している領域であっても、採用の可能性を大きく広げることが可能です。
外資系企業も視野に入るため
英語力を身につけることで、外資系企業におけるグローバルな部署への転職も現実的な選択肢となります。
本国との連携や多国籍なメンバーとの業務など、日常的に英語でのやりとりが求められる場面が多いためです。
日常的に英語を使う業務経験を積むことで実践力が高まり、よりハイレベルな企業へのステップアップも視野に入るでしょう。
また、外資系企業は実力主義の傾向が強い環境であることから、スキルや成果に応じた収入面でのメリットも期待できます。
海外赴任や国際プロジェクトへの参加につながるため
グローバルに事業を展開する企業では、海外拠点での勤務や、多国籍のメンバーと協働する国際プロジェクトへの参加機会があります。
このようなケースでは英語で業務を遂行できることが前提条件となるため、英語力がなければ候補から外れてしまうことも少なくありません。
裏を返せば、英語力を備えていることで、社内外でのグローバルな業務に関われる可能性が生まれるということです。
海外赴任や国際プロジェクトの経験は、職歴としての価値も高く、その後のキャリアでも大きな強みになります。
副業やフリーランスの仕事に活かせるため
英語力は、副業やフリーランスとしての働き方にも活かせます。
通訳者や翻訳者、オンライン英語会話講師など、個人で請け負うことが可能な案件は多岐にわたります。
本業と並行して副収入を得たい方や、将来的に独立を視野に入れている方にとっても、英語力は活躍の幅を広げる実用的なスキルとして機能するでしょう。
ただし、通訳者や翻訳者は英語スキルが高いだけでは仕事を獲得するのが難しく、専門技術の習得と実績作りも必要になります。これらを副業として考える場合は、早めの準備と学習、実績を作るチャンスをつくるよう取り組みましょう。
グローバルネットワーキングの機会が増えるため
英語を使いこなせるようになると、世界中のプロフェッショナルと直接つながる機会を得られます。
異業種交流会や国際的なカンファレンスにおいて、通訳を介さずに自分の言葉で意見を交わせる点は大きな強みです。
ご自身の職務内容やこれまでの実績などを英語で伝えられるようにしておくことで、キーパーソンとの出会いにつながるでしょう。
日本語のコミュニティにとどまらず、グローバルなネットワークを構築することは、さらなるキャリアの発展をもたらすはずです。
英語力を活かせる業界・職種

英語力を活かして転職を目指す際、具体的にどのような活躍の場があるのでしょうか。
以下では、英語力を強みとして活かせる代表的な業界・職種を紹介します。
英語力を活かせる業界・職種
- 外資系・グローバル企業
- 通訳者・翻訳者
- 教育・EdTech
- 人材ビジネス
- 観光・ホスピタリティ
外資系・グローバル企業
英語力を活かす代表的な選択肢として、外資系企業や日系グローバル企業が挙げられます。海外拠点との円滑な情報共有や、多様な国籍の同僚とのやりとりなど、実践的なコミュニケーション能力が日々求められる環境です。
具体的な仕事としては、商談や海外市場開拓を支援する海外営業サポート、世界に向けて情報を発信する広報などがあります。
また、細やかなビジネスマナーや異文化理解力を備えていれば、経営者を支える秘書業務も視野に入ります。
通訳者・翻訳者
語学のスペシャリストとして専門性を極めたい方には、通訳者や翻訳者の道が適しています。ビジネスや法務、医療といった特定の分野における、高度な言語変換スキルが求められる専門職です。
単に言葉を置き換えるだけでなく、相手国の文化的な背景や、業界特有の専門用語を深く理解することが不可欠となります。
語学力だけでなく専門技術を習得し、実務経験を通じて専門知識を深めることで、希少性の高い人材として長く活躍しつづけることが可能です。
教育・EdTech
英語を学ぶ楽しさや重要性を伝える教育関連の分野も、有力な転職先となります。
英語教材の企画・制作を担う開発ディレクターや、教育機関へ指導方法の改善を提案するコンサルタントといった仕事が代表的です。
また、テクノロジーを活用して教育サービスを提供するEdTech企業も活躍の場として挙げられます。
これまでの英語学習経験や教育に対する知見を活かしながら、最新のデジタル教材の開発に携わることも十分に可能でしょう。
人材ビジネス
人と関わることが好きな方であれば、人材業界でグローバル人材をサポートする仕事も選択肢となります。語学力を持つ求職者のキャリア設計を支援するコンサルタントは、その代表的な職種といえるでしょう。
また、外国人の日本での就業や、日本人の海外勤務を支援するリクルーターという役割も存在します。
英語力だけでなく、相手の悩みに寄り添うヒアリング力や問題解決能力がダイレクトに評価される、非常にやりがいのある分野です。
観光・ホスピタリティ
訪日外国人観光客が増加しており、観光・ホスピタリティ業界でも英語を話せる人材の需要が急増しています。
海外からの顧客の対応を担うホテルスタッフや、国際会議を支える運営スタッフなどが、主な活躍の場として挙げられます。
この分野では、丁寧な接客態度や臨機応変な対応力が欠かせません。
語学力と相手の状況を汲み取るホスピタリティを両立させることで、代えがたい人材として高く評価されるでしょう。
キャリアアップに必要な英語力レベルの目安
転職市場で評価される英語力の基準は、志望する業界や職種によって大きく異なります。ご自身の目指すキャリアにおいて、どの程度のレベルが求められるのかを把握することが重要です。
以下で紹介する主要な英語試験を参考に、具体的な目標スコアの目安を確認しておきましょう。
キャリアアップに必要な英語力レベルの目安
- TOEIC
- 英検
- IELTS
TOEIC
日本のビジネス環境でもっとも広く活用されているのが、Test of English for International Communication(TOEIC)です。採用の場で英語力をアピールするには、一般的に600~700点以上のスコアが必要とされています。
しかし、外資系企業への転職を有利に進めるのであれば、800~900点以上の取得を目指すのが望ましいでしょう。
また、TOEICはリスニングとリーディングに特化した試験であるため、スコアが高くても実際の会話やメール対応に苦戦するケースもあります。
あくまでもビジネス英語の読解力・聴解力を示す指標として捉えたうえで、スピーキングやライティングもあわせて鍛えることが重要です。
英検
実用英語技能検定(英検)は、TOEICと並んで日本で認知度の高い試験です。リーディング・リスニングにくわえ、ライティングとスピーキングも含まれるため、実践的な英語力の証明としても役立つでしょう。
キャリアアップを目指す場合の目安は、準1級以上といわれています。英検準1級はTOEICスコアに換算すると716点相当とされており、採用の場で英語力を示す指標の一つとなっています。
しかし、英検はビジネス英語に特化した内容ではありません。
そのため、転職活動の際に英検のスコアだけをアピールしても、「実務で通用する英語力の証明としては物足りない」と判断されることがあります。
英検は「総合的な基礎力を示すもの」と位置づけ、ビジネスシーン特有の語彙や表現はTOEICや実務経験で補うことが大切です。
IELTS
International English Language Testing System(IELTS)は、世界的に認知度が高い英語運用能力評価試験です。海外への進学や就労を目指す方が、現地における英語力の証明として活用するケースが多くみられます。
キャリアアップを目的とする場合のスコアの目安は5.5以上とされており、これはTOEICで600〜740点程度に相当します。
TOEICが「試験で高得点が取れること」を評価する側面が強い一方、総合的な語学力の証明として使えるのが本試験の特徴です。
海外勤務や外資系企業への転職を視野に入れている方や、実践的な英語力を客観的に示したい方にとって、IELTSは有効な選択肢といえます。
ビジネス英語のスキルを高める方法
英語でのキャリアアップを実現するには、目標のスコアやレベルを把握したうえで、継続的に学習を進めることが欠かせません。
ここでは、仕事と両立しながら取り組みやすい5つの学習方法を紹介します。
ビジネス英語のスキルを高める方法
- 通勤時間を活用する
- オンライン学習アプリを利用する
- 洋画・海外ドラマを観る
- ポッドキャストや英語のニュースサイトを活用する
- 語学学校に通う
通勤時間を活用する
まとまった学習時間が確保しにくい社会人にとって、通勤時間は貴重なインプットの機会です。
電車やバスの中で単語を確認したり、リスニング音声を聴いたりするだけでも、毎日の積み重ねで大きな成果につながります。
日々のルーティンに英語学習を組み込み、無理のないペースで継続することが大切です。
オンライン学習アプリを利用する
近年は、ビジネス英語の学習に特化したアプリや、AIを活用した英会話練習ができるサービスも増えています。
英会話スクールと異なり事前の予約が必要なく、空いたタイミングですぐに学習を始められるため、仕事と両立しやすいのが特徴です。
また、多くのアプリがゲーム感覚で楽しく続けられる工夫を施しており、モチベーションを維持しながら学習できる点も魅力です。
無料プランから始められるものも多いため、まず気軽に試してみることをおすすめします。
洋画・海外ドラマを観る
リアルな英語表現や自然な発音を学ぶには、洋画や海外ドラマの視聴が適しています。ただし、ただ観るだけでは学習効果は限定的です。
効果を高めるためには、英語字幕で観る、繰り返し聞いて表現を真似る(シャドーイング)といった、能動的な学習法を取り入れることが重要です。
ビジネス英語の習得を目指すなら、オフィスや交渉の場面が多く登場する映画やドラマを選ぶと、実務に近い表現を自然に学べます。
ポッドキャストや英語のニュースサイトを活用する
ビジネスシーンで役立つ語彙や時事問題に関する知識を得るには、海外のポッドキャストやニュースサイトが最適です。
最新の経済動向や業界ニュースを英語で追うことで、情報収集能力も同時に鍛えられます。
ご自身の専門分野や関心のあるテーマを選ぶと、内容の理解がスムーズになり学習の継続につながるため、語彙や表現を効率よく習得できるでしょう。
語学学校に通う
独学に限界を感じる場合や、短期間で集中的に能力を伸ばしたい場合は、専門の語学学校に通うのも一つの手段です。
プロの講師から体系的な指導を受けられるため、独学では気づきにくい癖や誤りを修正しながら、着実にビジネス英語を習得できます。
また、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、学習を継続するうえでの後押しにもなるでしょう。
費用や時間の面で負担はあるものの、確実に成果を出したい場合には投資する価値のある選択肢といえます。
英語力でのキャリアアップを成功させるためのポイント

英語力を活かしてキャリアアップを目指すためには、適切な方向性での努力が必要です。以下では、日々の学習を具体的な成果へと結びつける4つのポイントを解説します。
英語力でのキャリアアップを成功させるためのポイント
- ポイント①現状の英語力を正確に把握する
- ポイント②継続的に学習する
- ポイント③実践的な経験を積む
- ポイント④英語以外のスキルも身につける
ポイント①現状の英語力を正確に把握する
まずは自分の英語力の現状を正確に把握することが欠かせません。
TOEICやIELTSなどの公式テストを受験し、現在のスコアを客観的に確認しましょう。
リスニングやスピーキングといった各分野における詳細な実力を分析すれば、強化すべき課題がより明確に見えてきます。
ご自身の強みと弱みを深く理解することで、目標に向けた効果的な学習計画を立てることが可能になります。
ポイント②継続的に学習する
英語力を向上させるためには、継続的な学習が非常に大切です。
日々の学習習慣を定着させるために、英会話レッスンやオンラインコース、学習アプリなどを活用することをおすすめします。
コツコツと取り組みを重ねることで、キャリアアップに必要なスキルが着実に身につくでしょう。
ポイント③実践的な経験を積む
語学力を実践レベルに引き上げるためには、自ら英語を使う機会を作り出すことも必要です。
現在の業務で英語に触れる場面が少ない場合は、外国人観光客への道案内や語学ボランティアなど、能動的なアウトプットの場を設けましょう。
学んだ知識を実際のコミュニケーションで試すことで、キャリアアップに必要な実践力が磨かれていきます。
ポイント④英語以外のスキルも身につける
グローバル人材として活躍するには、単に英語が話せるだけでは不十分だといえます。
専門知識やコミュニケーション能力、問題解決力、異文化理解など、総合的なスキルアップが不可欠です。
英語力にくわえ、自分ならではの強みや専門性を磨いていくことが、長期的なキャリアアップへの近道といえるでしょう。
英語でのキャリアアップに関する疑問
最後に、英語でのキャリアアップを目指すうえで、よくある疑問にお答えします。
英語でのキャリアアップに関する疑問
- Q1.何歳からでもキャリアアップは可能ですか?
- Q2.英語学習にかかる時間と費用はどのくらいですか?
- Q3.海外経験がなくても英語で仕事はできますか?
Q1.何歳からでもキャリアアップは可能ですか?
年齢を理由に、英語学習やキャリアアップを諦める必要はありません。
これまで積み上げてきた業務経験や専門知識は大きな強みであり、英語力が加わることでその価値はさらに高まります。
近年はリスキリング(学び直し)として英語学習を再開する社会人も増えています。
大切なのは年齢よりも、目標を明確にして継続的に取り組む姿勢です。
Q2.英語学習にかかる時間と費用はどのくらいですか?
学習に必要な時間や費用は、現在のレベルや到達目標によって大きく異なります。
実務で通用するレベルを目指す場合、1日2~3時間以上の学習を継続するのが一般的です。
費用面では、数千円程度の独学の教材費から、月額1万~3万円程度のオンライン英会話、月額2万~10万円程度の語学スクールまでさまざまです。
自分の学習スタイルや予算に合わせて、着実に継続できる方法を選ぶことが重要です。
Q3.海外経験がなくても英語で仕事はできますか?
海外居住や留学の経験がなくても、適切な学習と準備を重ねることで、英語を使った業務で活躍することは十分に可能です。
日本にいながら実践的なスキルを磨くためには、スクールやオンライン英会話を活用し、プロの講師から直接フィードバックを受ける環境を整える必要があります。
日常的に英語に触れる機会を意識して増やし、継続的にアウトプットの練習を積んでいきましょう。
英語力を身につければ選択肢が広がり、キャリアアップにつながる
英語力を身につけることは、転職市場におけるご自身の選択肢を大きく広げ、キャリアアップにつながります。
今回ご紹介した目標レベルを参考に、まずは今の語学力を把握し、ご自身に合った無理のない学習方法を見つけていきましょう。
「培った英語力を活かしたい」「グローバルな環境で新たに挑戦したい」とお考えの方は、ぜひジョブメリをご活用ください。
豊富な求人から仕事を探せるだけでなく、ご自身の語学レベルにマッチした企業の紹介を受けることも可能です。
まとめ
-
英語力を高めることで、外資系企業や海外赴任、国際プロジェクトなど選択肢が広がる。まずは自分の目指す働き方や業界を整理し、必要な英語レベルの把握が重要。
-
TOEICや英検、IELTSなどで現在の英語力を確認し、目標スコアを設定することが大切。英語力だけでなく、専門性やコミュニケーション力も並行して磨いていこう。
-
通勤時間や学習アプリ、英語ニュース、語学学校などを活用し、継続的に学習することがキャリアアップへの近道。学んだ英語は実践の場で使い、仕事に活かせる力へと高めていこう。
このカテゴリーのおすすめ記事
常時募集の求人
通訳の求人

